IPOをやる上でお得なポイントということが分かっていても、ルールがややこしいと覚える気力がなくなりますよね。
- IPOチャレンジポイントはガチャの天井みたいな制度
- SBI証券はライバルが多いがポイントの利用でいつかはIPOに当選する
- ポイントは「ここぞ」というとき以外は基本使わなくてOK
- 正攻法でNISAを利用する場合にもSBI証券はサービスが充実
SBI証券のIPOチャレンジポイントは、IPO当選をぐっと近づけてくれるお得なポイント制度です。
地道にポイントを貯める努力が続けられる人なら、大儲けが期待できるIPO当選にも手が届くことでしょう。
この記事を読んでおけば、ポイントの概要を理解できるだけでなく、最短でポイントを貯める方法も把握できちゃいます。
記事後半には損をするポイントの使い方なども紹介。
IPO初心者には不要な知識は最小限にしてあるので、さくっと眺めていってくださいね。
SBI証券のIPOチャレンジポイント制度とは?
IPOチャレンジポイントはSBI証券でIPOするならぜひ覚えておいておきたいポイントです。
ではまずポイントの貯まり方から。
IPOチャレンジポイントは……
- SBI証券でIPOに応募して、落選したとき付与されるポイント
ほとんどの証券会社はIPOに落選しても「ハイ残念でしたー、また応募してねー」で終わり。
しかしSBI証券はこのIPOチャレンジポイントが落選1回につき1ポイントもらえます。
で、肝心のIPOチャレンジポイントの使い方ですが……
IPO応募の際にポイントを使うと、抽選に当たりやすくなる
SBI証券のIPO抽選方法は……
- 完全抽選:機械による無作為抽選
- ポイント抽選:IPOチャレンジポイント使用者から抽選
の2つ。
IPOチャレンジポイントを使用することで「②のポイント抽選枠にも応募できる」ということになります。
まったく違うということもないですが、当選のルールとしては微妙に異なります。
SBI証券が公式で発表している訳ではありませんが……
- IPOチャレンジポイントを多く使用した人から、優先して当選権が与えられる
まあいずれにしても、たくさんポイントを貯めて一気に使ったほうが、当選率が高いことは確実でしょう。
それから重要なポイントとして、もしポイントを使って応募しても落選したらポイントはまるまる帰ってきます。
ですので「このIPOはほぼ確実に大きなリターンが狙える!」という場合、積極的にポイントを使っていけます。
「ポイントはここ一番というとき以外は絶対使わない」という方針でも、ポイントに有効期限はないのでご安心を。
上記のようにSBI証券のIPOチャレンジポイントは、IPOに当選したい人は活用必須のポイントです。
IPOに当選するためにチャレンジポイントはどれくらい必要か
SBI証券のIPOチャレンジポイントで当選するために必要なポイントは、応募するIPOによって異なります。
- ざっくり必要なポイントは200~600ポイントくらい
- 人気のあるIPOは当選に必要なポイントが700を超えることもある
ではポイント当選するために必要なポイントは、貯まるまでにどれくらい時間がかかるのか。
2023年のSBI証券のIPO取り扱い実績91件をベースに計算すると……
- 仮にIPO全件に応募すれば、最短2年数か月でポイント当選に必要なポイントが貯まる
- 人気のIPOに当選するためには、最短で6~7年くらいかかる
確かに通常のポイント付与だけであれば、ちょっと果てしないですよね。
しかしSBI証券は過去にIPOのポイントキャンペーンを実施したことがあります。
今後同じようなキャンペーンが実施されれば、IPO当選に必要なポイントを一気に貯めることができるでしょう。
ちなみにSBI証券で新規口座開設しただけで、IPOチャレンジポイントが10ポイント付与されます!
このポイント付与がいつなくなるのか、お得なキャンペーンがいつ始まるのか分かりません。
ですので投資をするしないに関わらず、口座開設だけしておくのは悪くないと思いますよ。
SBIのIPOチャレンジポイントは、使い方を誤ると損をする
SBI証券のIPOチャレンジポイントは、IPO当選をぐっと近づけるポイントだと解説してきました。
しかしポイントの誤った使い方をすると、いつまでたっても大儲けできるIPOで当選できません。
この記事を読んでくれている皆さんには上手なポイントの使い方をしてもらいたい、
ということで誤った使い方について説明いたします。
- 落選してもいいIPOではポイントを使用しない
- ポイントが少ないうちはIPO応募時にポイントを使用しない
IPOチャレンジポイントは、当選すると使ったポイントが消費される仕組みです。
当選をするためならもちろん消費しても問題ないのですが、ポイントを稼ぐための応募では話が別。
「じゃあ当選しちゃったら辞退するよ、それでいいでしょ?」
と反論する方もいらっしゃいますが、辞退してもポイントは戻ってこないのでご注意を。
それと当たってほしいIPOであっても、ポイントが少ないうちは使うべきではありません。
前述しましたが、IPOチャレンジポイントを使用してのポイント当選には、一定のボーダーラインがあります。
ですので少ないポイントでは応募しても当選率に影響を及ぼしません。
そのうえ運よく当選した場合、使ったポイントはやっぱり消費されてしまいます。
以上2つがSBI証券のIPOチャレンジポイントの無駄遣いでよくあるパターン。
特にIPOに慣れていない初心者は「ポイントを使ったから当選したんだ」と勘違いしがちなので、覚えておいてください。
SBI証券のIPOチャレンジポイントを効率よく貯めていく方法
結論から言ってしまうと「SBI証券のIPOに片っ端から応募する」という非常にシンプルな方法です。
手順、というか覚えておくべきことは下記のとおり……
- SBI証券が幹事となるIPOに応募しまくる
- 仮条件に対し100株購入を限度額(orストライクプライス)で申し込む
- ハイリスクIPOに当選したら購入を辞退する
- 本命以外にポイントは使わない
- ポイントが少ないうちは応募が本命IPOでもポイントを消費しない
捨てIPOにもどんどん応募し、運よく(?)落選すればチャレンジポイントが1Pずつ付与されていきます。
この1ポイントをどんどん積み上げていけば、いつかは本命IPOに当選するだけのポイントが蓄積するでしょう。
応募するIPOの中には、公募価格より初値で値段が下がる可能性が高い低格付けIPOもあります。
ですので購入単位は最小単位である100株で申し込むのがマスト。
また仮条件で抽選対象の古いから落とされると、チャレンジポイントの付与対象からも外れてしまいます。
ですので落選狙いといえど仮条件にはMAX金額、もしくはストライクプライスで申し込みしてください。
基本ペナルティを設けている証券会社はIPO取引ページのどこかに、その注意書きがあります。
しかしSBI証券にはそのようなものは見当たりませんでした!
時間や手間をかけてでも優良なIPOに当選することを目指している方は、紹介した方法を検討くださいませ。
ポイント制度だけじゃない?IPOするならSBI証券がおすすめな理由
まさかまさか。当然他にも理由はあります。
もったいぶる必要性はないので、さっそくお伝えします。
ポイント制度以外にSBI証券がIPOで優れている点……
- IPOの購入に手数料がかからない
- 主幹事になることが多くIPO当選数が多い
- NISA枠を使ってIPOの利益を最大化できる
投資の世界において、もっとも厄介な敵の1つが手数料。
SBI証券ならIPOの購入手数料はかからないので、ムダなコストをかけずにIPO投資ができます。
また主幹事実績が多いことはIPOの取り扱い数に比例するので、当選確率アップにもつながるでしょう。
ちなみに近年だとSBIが幹事になっているIPOは、全体の80%以上。
要するにほとんどのIPOがSBI証券で少なからず取り扱いがあるということですね。
なにより投資による儲けを非課税として扱えるNISAが利用できるのが、頼もしいの一言。
- IPOで当選した銘柄をNISA口座で運用が可能
- 通常株の儲けにかかる約20%の税金が、NISA枠では免除される
SBI証券はNISAのサービスが充実しているのが大きな特徴です。
- NISAで王道の投資と言われるインデックス投資をメインで行う
- IPOで当選した場合にNISA枠を活用する
このような使い方も可能です。
NISAで安定した資産形成を目指すサラリーマンにも、SBI証券の利用はおすすめですよ。
まとめ
ここまで正真正銘の駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後に今回の重要ポイントをプレイバック。
SBI証券のIPOチャレンジポイントについて……
- IPOチャレンジポイントはガチャの天井みたいな制度
- SBI証券はライバルが多いがポイントの利用でいつかはIPOに当選する
- ポイントは「ここぞ」というとき以外は基本使わなくてOK
IPOチャレンジポイントはIPO当選を引き寄せるのに活用すべきポイント制度です。
ポイントを地道に貯め続ければ、大儲けを狙える高格付けIPO当選も夢ではありません。
当ブログでは再現性が高く現実的に資産を増やせるNISA×インデックス投資を推奨しています。
が、NISAのサービスが充実しているSBI証券であれば、IPO投資を並行して行うことも悪い選択ではありません。
のめりこみ過ぎないように、よい距離感でIPO投資を楽しんでくださいね。
それではまた!
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- 投資に関係する情報を収集する
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