弱さを見せたくない男性としては、こういう話を相談するのもちょっと難しいですよね。
- 年収300万の男性は弱者男性にあたるのか
- 弱者男性の原因は自己責任とは限らない理由
- 年収300万の弱者男性でも人生の選択肢は思っているより多い理由
- ぼくが弱者男性+年収300万を脱したきっかけ
弱者男性とは、その名のとおり、社会的に弱者にあたる男性のこと。
原因はいろいろあるようで……
- 年収が低い、貧乏
- 友人が少なかったり恋人がいなかったり
- コミュ障
- 外見のコンプレックス
などなど。
その中でも資産形成に関わるテーマを扱う当ブログでは、年収の低さで悩む男性向けに記事を作成しました。
特に今現在「自分は弱者男性だ」と感じている方はもちろん、年収300万前後から抜け出せない方向けの記事となっています。
この記事を読み終えるころには、弱者男性という悩みが少なからず緩和しているはずです。
記事後半にはぼくが弱者男性から抜け出すきっかけになったことも紹介。
何かと忙しいサラリーマンでも実践しやすいことなので、斜め読みでOKなので気楽に眺めていってください。
年収300万円だと弱者男性にあたる?
弱者男性には「コレ」という明確な定義がないので難しいところですが、ぼくの結論としては……
自分が弱者男性だと思うなら、年収300万円は弱者男性にあたる
日刊SPA!さんの行ったアンケートでも、収入の低さや貯金のなさは弱者男性の多くが抱える悩みとなっています。
ただ年収が多いか少ないかは、相対的なもの。
「友達の〇〇より50万円年収が低いんだよなあ」
「あいつ年下なのに、俺より200万くらい年収もらってるのか」
みたいな感じで自分の年収が多いか少ないか、みなさん判断しているのではないでしょうか。
転職サイトでおなじみ「doda」さんが2023年に行った調査によると……
- 30代男性の平均年収は474万円
- 30代男性の年収の中央値は450万円
男女別に見ると、男性の年収中央値は400万円(平均年収は449万円)、女性の年収中央値は303万円(平均年収は347万円)となっています。
引用:doda公式サイト より
それでも男性全体の中央値で400万円……。
これと比べてしまうと、年収300万円は=弱者男性という図式となってしまいます。
まあ間違いではないと思うし、年収300万円時代のぼくもこの考え方を持っていました。
ですが……
情弱なんて言葉もありますけど、世間的に見たらどちらのタイプが弱者男性か、票が分かれそうですよね?
実際、平均年収以上の収入を得ている男性の中にも、自分は弱者男性だと感じている人はいるみたいです。
よってこの項目冒頭で説明したとおり、年収300万円が弱者男性にあたるかどうかは、自己判断という結論となります。
ただ、個人的には他人の年収と比較するよりも……
自分がお金で悩むことが多いかどうか、ということを判断基準にしたほうがいい気がする
年収低くて貯金もなくても「別にぜんぜん気にしてないしー」という最強な方もいらっしゃいますからね。
弱者男性になったのは自己責任とは限らない
弱者男性の多くが同様の考えを持っているようです。実際ぼくもそうでした。
ただ客観的に見たとき「それほど自己責任ではないのでは?」となる人も結構います。
理由……
自分ではコントロールできない要素によって、弱者男性と感じている場合も多いから
弱者男性1500万人時代(トイアンナさん著)によると、弱者男性には16種類の特徴があるそうです。
一例を挙げると……
- 身体的な障害
- 外見のハンディキャップ
- コミュニケーションが苦手
- 幼少時代の虐待や犯罪被害などのトラウマがある
- 家族に過度なカルト宗教信者がいる
もちろんこういった特徴の中に経済的な弱者、すなわち……
「自分は低収入だ、たぶんこの先もずっと」
「貯金がぜんぜんない、はてさてどうしたものか」
といった人も含まれることになります。
で、これら特徴を冷静に見ると、他人や環境によって生成されているように感じるものはないでしょうか。
- 身体的な障害
→先天的、もしくは事故に巻き込まれるなどが原因 - 外見のハンディキャップ
→身長や体形・顔など自分磨きでどうにもならないこともある - コミュニケーションが苦手
→苦手になろうと思って苦手になった訳ではない - 幼少時代の虐待や犯罪被害などのトラウマがある
→完全に他責 - 家族に過度なカルト宗教信者がいる
→一応信仰の自由あるし、口出ししづらい
収入面や貯蓄の面でも、上記と同様のことが言えると思っています。
20代もまだまだ遊びたいお年頃。お金を貯めるより使うほうが有意義な場合も多くあったはず。
高収入な職種に必要なスキルがなく、転職に失敗して資産が築けない、など資産面で弱者男性になる理由はいくらでもあります。
ただこれら責任の所在がすべて当人にあるかといえば、ちょっと違う気がします。
自助努力でどうにかできることもあったかもしれないが……
周囲の影響によるところや、めぐりあわせによるところも少なからずあるはず
弱者男性の原因はすべて自分、と過剰な自己責任を感じるのは、より弱者男性の特徴を強めることにもなりかねません。
男性=強い、というイメージも世間的に浸透していますよね。
こういったことも、女性と比べて男性が同情されにくく自責の念を感じやすい要因のような気がします。
ともかく、こういった自分ではどうにもできないことで弱者男性になることもあるので、自己責任はほどほどに。
年収300万円の弱者男性は人生の選択肢が狭いというのは本当?
高年収の人に比べれば、年収300万円前後だと経済的な自由度が低いのは確かです。
特にこのあたりは年収を理由に選択肢が狭まると言われがち……
- 結婚
- 贅沢な買い物や旅行
- 夢
お金の面でバンドマンが夢をあきらめるなんて話も、ドラマや映画などでちょくちょく見かける気がしますよね。
ですがだからといって、「自分にはまったく希望がない」と来世に期待するような状態になる必要はないと思っています。
年収300万の弱者男性でも結婚は可能
低年収の自分は「結婚しない」のではなく「結婚できない」と感じている人は多いです。
しかし年収300万円の弱者男性=結婚不適合という訳ではありません。
理由……
- 女性は年収や貯蓄だけで結婚相手を選んでいる訳ではない
- 年収400万くらいなら、30代からでも狙える
下記は女性が婚約相手を選ぶ際に重視する順番だそうです。
女性が結婚相手に求める5つの条件
- 楽しい時間が過ごせる
- 気を遣わない
- 価値観が似ている
- 金銭感覚
- 経済力
引用:MUSBELL 公式サイト より
結婚相談所の記事によると、女性は結婚相手の経済力もしっかりチェックしているものの、それ以上に重要視していることがあるみたいですね。
平たく言うと、経済力は「あればいいけど最重要ではない」みたいな要素。
あとこれは実体験からのお話になりますが……
年収300万円→年収400万円くらいだったら、30代からでも達成可能
※ちなみにキャリアアップ転職ではなく異業種からの転職
当時は転職に有利なスキルや資格も持っていませんでしたが、100万円以上の年収アップに成功しました。
転職エージェントなどのサービスを活用することで、ぼくみたいな無能でこれだけできたんです。
「年収が低いから絶対結婚できない」と思い込むのは時期尚早。
弱者男性が強者になるのはぼくも難しいと思いますが、収入や資産面で普通のランクには到達できると信じています。
贅沢をすることが幸せとは限らない
年収300万円の弱者男性は、高級な外食や旅行、家電も住居も不自由が伴うのは事実。
ですがお金があって贅沢をすることが、幸せなこととは限りません。
- 贅沢をする目的が他人に対する「見栄」だと、幸せなお金の使い方にならない
- 幸せを分かち合う人がいないと、贅沢が逆にむなしくなることもある
お金の使い方が下手だと、自分より下位の人へのマウントのための出費となることがあります。
しかも下記のようなお金の使い方は、何かしらデメリットが発生するかもしれません。
- 高級車を買う → 乗りなれていないことでトラブルを起こすかも
- 広い部屋に住む → 移動が面倒だったり使わない空間があったり
- 上位ランカー目指してゲームに課金 → サ終で水の泡
あとは高級な外食や旅行など体験にお金をかけるケースに関しては、その体験を分かち合う相手がいないと価値が半減します。
せっかく幸福度を高めるための出費なのに、むしろ虚しさを覚えてしまう、なんてことも想定されますね。
逆にどれだけ貧乏でも、怪我や病気で身体が不自由でも、幸福度の高い人生を送っている人はたくさんいます。
以上のことから、ただ贅沢にお金を使える環境が幸せではないと、あらためて主張させていただきます。
あなたの夢の実現に年収は無関係
年収が多くて資産もたっぷりある人のほうが、人生の選択肢は多いと説明しました。
とはいえ「夢」に関しては、別に年収が大きく影響することはないかな、と個人的には思っています。
理由……
- 夢の実現には、お金より根気が必要
どれだけ収入や資産があって、品質の高い教材やトレーニングを受けられたとしても、夢が実現するとは限りません。
一番重要なのは根気、つまり夢に対する熱意です。
根気がなければ「どうしてもこの夢を叶えたい!」という気持ちの持続は不可能。
逆に夢に対する猛烈な熱意さえあれば、お金なんてなくても大丈夫、なんてことはザラです。
とんでもないところ=自身の掲げる夢とするなら、そこへ行くために必要なのはお金ではなく、地道な努力を続ける根気。
……なのだと勝手に解釈しています。
【体験談】年収300万の弱者男性へクモの糸→投資を始めてみる
前項を確認された方の一部は、上記のような心境になってしまったかもしれませんね。すみません。
しかし年収300万円という理由から弱者男性と感じているなら、這い上がる方法はあると思っています。
というか自分が実際に這い上がるきっかけになったことがありますので、そのことについて話そうと思います。
項目タイトルにも記載しましたが、その方法は……
お得な制度であるNISAを活用して、株式投資を始めてみる
「投資なんて怖い! なけなしのお金すらなくなっちゃうかもしれないじゃないか!」
「俺たち情弱のことをカモにして、変な投資商品を売りつける気だろ!」
先に断っておくと、ぼくは何の投資商品も販売できる立場の人間でないし、投資を強制するつもりもありません。
しかもみなさんと同じ、否それ以上に収入や資産で悩んでいた経験があります。
そんなぼくが投資やNISAという制度を知って、株式投資をスタート。
なぜ投資は投資でも、株式投資がいいのか……
- 長期的な期間でみれば、資産が増える可能性が高い
- 低コストの優良な商品が買いやすく、情報も多い
- 自分の収入や資産に合った投資スタイルや投資目標が決められる
- 上記で決めた目標達成のためにやることが判断しやすい
ざっくり株式投資のメリットを上げましたが、細かい話を挙げれば正直もっとあります。
そんな株式投資を始めてぼくに起きた変化はというと……
- 支出が大きく減少した
- 年収が増えた
- お金の知識がかなり厚くなった
- 自信が持てるようになった
ぼくも年収300万円時代「自分は弱者男性だ、間違いない」と常に思っていました。
現在、年収は300万円時代よりかなり上がりましたが、高給取りとは言えません。
しかし自分のことを弱者男性だと貶めるようなことはほとんどなくなりました。
前述しましたが、弱者男性というものに定義はないので、主観的な評価で弱者男性かどうかを決めることになります。
そこでいうとぼくは投資を始めたことで、自分は弱者男性ではない、と思えるくらいになりました。
- もちろん、投資はあくまできっかけ
- 心境の変化を起こしたのは投資挑戦後の行動です
しかし投資を始めていなかったら、変化のへの字も起こらなかったことでしょう。
「弱者男性という状況から抜け出したい……だけど何から始めたらいいか分からないし、行動するエネルギーも沸いてこない……」
上記は年収300万円時代のぼくの心境。
この心境とちょっとでも共感する男性は、投資が弱者男性から這い上がるきっかけになる可能性があります。
このブログでも投資初心者向けに記事を作成しているので、気になったらこちらからどうぞ。
【まとめ】年収300万が弱者男性がどうかは、気持ち次第で決まる
ここまで人知を超える駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
記事前半にも解説しましたが、年収が300万円ほどだからといって、弱者男性確定というわけではありません。
自分が弱者男性だと思うなら、年収300万円は弱者男性にあたる
しかし収入や資産以外の強みや熱意があれば、結婚をすることも夢をつかみ取ることもできる
それと弱者男性である原因のすべてが自己責任とは限らないことも、個人的にはけっこう重要ポイント。
今回は弱者男性脱却のきっかけとして「投資」を紹介させていただきました。
しかし弱者男性に陥っている原因が収入面とは別にあるなら、適切な対処法も変わってくるでしょう。
自分が弱者男性だと感じる要因がよく分からない、という方は……
トイアンナさんの「弱者男性1500万人時代」ちょっと手に取ってみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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