お疲れさまです。サラりんと申します。
タイトルに記載のとおり、この度、分割で返済していた奨学金を、繰上一括返済しました。

返済に要した資金は、⇧にあるとおり、約27万円。
人によって意見が分かれるかもですが、普通の間隔ならデカめの支出になると思います。
結論から言うと、奨学金の返済義務がなくなったことで、凄まじい開放感を味わいました。
「でも分割で返済したほうが、無理なく返済できるんだから絶対いいじゃんっ」
という過去の自分の主張を覆すべく、こちらの記事で、奨学金を一括返済するメリットについて解説します。
- 奨学金の一括返済をした理由は、毎月の分割払いがストレスだったから
- 奨学金の一括返済手続きは、意外とカンタンにできる
- お金を使うべき優先事項が他にある場合は、奨学金の一括返済は、後回しでOK
奨学金の一括返済をしようか迷っている人にとって、参考になる情報もあるかと思います。
お金に関する悩みの種を一つでも減らしたい人は、ぜひ最後まで眺めていってくださいね。
奨学金を一括返済した理由→イライラの元解消

まずは奨学金を一括返済することにした経緯から。
とは言っても語ることは多くはなく、単純に……
ダラダラと奨学金を返済するのが鬱陶しいと感じたから
です。

毎月27日頃、口座の明細に上記の一列が表示されていました。
ぼくの本業の給料日は25日。
その後すぐの引き落としなので、支払いが滞ることは基本ありません。
が、資産が増えた直後にすぐマイナスになるのは、あまり気分がいいものではないですよね。
しかも額が1万円超ということで、普通の金銭感覚ならそこそこのインパクト……。
ちなみに奨学金自体は、グレーな消費者金融と違って金利はかなり優良な設定とはなっています。
上記、金利のことを考慮すると、奨学金の一括返済は分が悪いという見方もあります。
- 奨学金を一括で支払う資金を、投資にまわす
- 米国のインデックスファンドなどで年5%の複利運用を行う
- 奨学金の金利を、投資の複利(リターン)が上回る
実際、ぼくも投資を実践している身なので、奨学金は分割返済した方がいいという主張は理解できます。
しかし当項目の冒頭にも言ったように、毎月借金を返済するような状況がとてもストレスでした。
数万円の利益のために、今後約2年、ジャブのように襲ってくるストレスと戦い続けるべきか……。
人によって意見が分かれるところでしょう。
ただ人生を楽しく逃げ切ることを重要視するぼくにとって、不要なストレス要因は除外対象。
ということで、不条理な選択とは理解しつつ、奨学金を一括返済することを決めました。
それに奨学金を一括返済することは、家計管理がしやすくなるメリットもありますからね。
- 支出の項目が多い→どの出費が無駄遣いなのかが判断しづらい
- 支出の項目が少ない→不要な出費が目につきやすくなり、支出改善が捗る
「高い買い物をしている訳じゃないのに、どうして毎月お金が貯まらないんだろう……」
こんな悩みを抱えているなら、奨学金の一括返済が安定した黒字家計のきっかけになるかもしれませんよ。
奨学金の一括返済には本業のボーナスを利用
補足情報とはなりますが、奨学金の一括返済は、冬のボーナスを利用しました。
※生活防衛資金ってなんだ? という方はこちらの記事をご参考にどうぞ。
今までのサラリーマン歴の中で、ボーナスは何度も貰ってきました。
そしていろいろなことに使ってきました。
その中でも今回は一番、有意義なボーナスの使い道だったと感じています。
ちなみにもし奨学金返済が必要なければ……
・基本的に投資資金としてボーナスは利用
当面、ぼくの本業から発生したボーナスは、上記のような使い道に落ち着く予定です。
旅費や日々の娯楽費用は、月々の収入から捻出されます。
それで足りないなら我慢です。我慢ができないならもっと稼いだり不要な出費を見直したりですね。
奨学金の一括返済は意外と簡単にできる

奨学金を一括返済するには、何やら書類を取り寄せて、面倒な記入をあれこれして……といった手順になると思っていました。
ですが実際は、想定よりもかなり簡単に手続きができたので、紹介しておこうと思います。
ざっくり、奨学金を一括返済する流れ……
- 日本学生支援機構のマイページにログイン
- ワンタイムパスワードを取得する
- 「繰上返還申込」を実施する
事前準備として、下記のものを用意しておくと手続きがスムーズになります。
- 奨学生番号が分かるもの(日本学生支援機構からの封筒やハガキなど)
- 奨学金返済に利用している口座情報
- メールアドレス
まず、日本学生支援機構のスカラネット・パーソナルから、自身のマイページにアクセスしましょう。
※初めて利用する方は、新規登録からですね。
マイページにログイン後は、「各種手続」へ進みます。

残りの流れについては、⇧ページに記載のとおり。
②の手順でワンタイムパスワードというものを取得するのですが、ここでメールアドレスが必要となります。
- PCから手続きをする場合は、PCで利用できるメールアドレス
- スマホから手続きをする場合は、スマホで利用できるメールアドレス
が設定されていると、手続きがしやすいです。
(個人情報からメールアドレスは変更可能)
取得したワンタイムパスワードを入力して「各種手続選択」画面に進むと……

「繰上返還申込」という項目があると思います。
奨学金の残額を一括返済する場合はこちらを選択しましょう。
あとは画面の指示にしたがって、奨学金の残額を確認したり、口座情報を入力したり……
気づけば一括返済の手続きは完了。時間はそれほどかからないはずです。
余談ですが、マイページにログインするたびに奨学生番号が訊かれます。
ですので奨学金を一括返済したあとも、一応ぼくは奨学生番号を控えています。
※ひょっとしたらまた奨学金を借りる機会が訪れ……いや、しんどいしんどい。
他に優先してお金を使う必要があるなら奨学金返済は後回しでもOK

今さらですが断っておくと、奨学金の返済は、何をさておき優先すべき、とは考えていません。
実際、ぼくは下記のような理由で、奨学金の一括返済を、このタイミングまで保留してきました。
奨学金の一括返済より、ぼくが優先したこと……
- (投資のための)生活防衛資金作り
- QOLを上げるための買い物(ドラム式洗濯乾燥機など)
これらは自分にとって、奨学金の返済よりも優先すべきお金の使い道です。
上記の項目に十分な資金がなければ、人生を楽しく逃げ切る行動がとりづらくなります。
イコール、地道な奨学金返済よりも、大きなストレスを抱えた日々を送ることになるでしょう。
もちろん、人によって奨学金の返済よりも優先すべき項目は変わります。
- どうしても車が欲しい
- 使いやすいPCが欲しい
- 職場から近い住居へ引っ越したい
自分にとって必要な出費が目の前にあるなら、ぼくはそちらを優先すべきと考えます。
【まとめ】奨学金の一括返済、お金の悩みを抱えているなら検討するだけでもおすすめ
ここまで、国民的駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ぼくのケースだと、奨学金の返済がなくなったことで、毎月1万2千円も使えるお金が増える状態となりました。
今現在資金に余裕があったり、ボーナスの使い道に迷っている人は、奨学金を一括返済することをご検討ください。
検討するだけでも、お金の使い方を意識することになり、マネーリテラシーの向上につながるはずですよ。
あと余談ですが、銀行口座はネット銀行を利用しておくのが、何かと便利です。
ちなみにぼくが現在利用しているのは……
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
です(メインは楽天銀行ですかね)
使いやすさはもちろん、一般的な銀行より高めの金利が設定されている点も魅力的。
- メガバンクの普通預金の金利は 0.001%程度
- ネット銀行の普通預金金利は0.1%程度(メガバンクの100倍!)
100万円預けても年間10円の利息しかもらえない銀行より、ネット銀行にお金を預けた方がお得なのは明白。
0.1%の金利も決して大きな利益にはなりませんが、残り50年の人生、塵も積もれば……というやつです。
ネット証券でNISAをやっている人は特にシナジーがいいので、ご活用を。
それではまた!
証券口座は投資をするためだけのものではありません。
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